<2001.8.18>  とにかく 暑い・・。


   大関 章の  OUTDOORS REPORT
   ・・・曇り一時雨 おまけに暑い。・・・



一杯やりながら聞く事になった 出作り小屋の主の話では

谷の状態は 連日の酷暑と渇水で 最悪のようでした

それでも 木々の間から望める 大堰堤下には

手付かずの大物が潜んで居るはず との言葉を信じ

深く密集した草木を掻き分けての ルート作りへ・・・・

釣友とその二人の息子 そして私の四人の背後から

追ってきた 出作り小屋の主の言葉は


「 熊が よう出とるよって   気いつけてな・・。」


鉈をふり 汗びっしょりとなりながらの作業で

ポイントへのルート作り 大堰堤の落ち込み脇へと

釣り座を設けました      さあ〜 釣るぞ。

長竿のエサ釣で 堰堤の落ち込みを探ると 上手深場へ向けグイッと目印を引き込む 大物独特の

当たりに 竿を持つ若い釣師の合わせは 無情にも空を切る が  つづく当たりには快心の合わせ

幾度かの 岩魚の抵抗をしのぎ引きも弱りだし   さて どうしよう? 水面まで 4M 程有りそうで

おまけに草木が張り出し  ム ム・・・

取り急ぎ 鉈を振り取り込み場の確保

その間 岩魚を浮かせ充分に息をさせ

抜き上げの準備をする、


サーOK いこうぜ。

親子ふたり掛りでの ごぼう抜きで

やっと尺上の岩魚を手にする事と

なりました。
                 OOZEKI